黒め塩 瓶 プレーン/カレー/白ごま/七味/抹茶
¥756 税込
抹茶・カレー・七味・白ごま・プレーンの5種類の黒め塩を使い勝手のよい瓶詰めにしました。
お料理や、そのまま揚物に添えてもおいしく召し上がれます。
プレーン、抹茶、カレー、七味 40g
ゴマ 35g
歩音の黒め塩ができるまで
道後椿倶楽部と歩音のメニューでもおなじみの、黒め塩についてご紹介いたします。
■ 黒め塩との出会い
黒め塩との出会いは今から数年前・・・
道後椿倶楽部の店主・黒川がとある人から紹介されたのがはじまりでした。
一口食べて衝撃が走りました。
天然100%のお塩で、余計な物は何も入っていないのに、奥深い味・・・。
「このお塩さえあれば、お料理の味が決まる!」
そう確信しました。
■ 佐田岬へ
どこでつくっているお塩なのか?と尋ねると、
佐田岬でつくっていることが分かり、現地を訪れることに。
松山から車で約2時間。
きらめく海を見ながら到着したのは、小さな漁協。
そこで、黒め塩の製作風景を見させていただいたのですが
その製法に感動しました。
■ 手間ひま掛けて
黒め塩は、海水と“黒め”という海藻からできています。
まずは海水と海藻を釜に入れて、濃度が10%になるまで約半日間炊き続けます。
その後、黒めを取り出し、
塩の結晶ができるまで、約2時間から煎りして脱水。
その後、天日干しをして完成です。
天日干しは、天候に左右されるため1〜3日かかります。
■ 三崎漁師の心意気
黒め塩をつくっているのは、三崎漁協共同組合のみなさん。
三崎漁協共同組合は、“三崎漁師の心意気”を守り続けています。
三崎漁師の心意気・・・それは
其の一.
じいちゃん、親父より引き継がれた漁場を
孫の世まで三崎漁師全員で守り譲る
其の二.
こだわり自然派漁法を後世に引き継ぐ
(一本釣り漁・素潜り漁・刺し網漁・ふぐ延縄漁)
其の三.
皆に明るい笑顔で味わってもらうため、
水揚げされた魚介類を消費者まで最高の状態で届ける。
これらを守るため、三崎漁師たちは
むやみな捕獲は行わず、季節により捕獲制限をしながら漁業を営んでいます。
■貴重な黒め塩
黒め塩が獲れるのは、豊予海峡のみ。
さらに、三崎漁師のポリシーから獲る量を制限しており、
塩に仕上げるまでにもかなりの時間と手間ひまがかかる・・・
それらのことから、黒め塩はかなり貴重なお塩だと言えます。
しかも、豊後水道の海水と黒め(海藻)だけでできているので、
体にやさしく、ミネラルもたっぷり。
黒め自体にとろみや粘り気があるので、うまみ成分がたっぷり入っています。
■ 黒め塩をつかってオリジナル塩をつくりました
歩音は、この黒め塩のストーリーと、味わい、そして三崎漁師の心意気に惚れ込み、オリジナルのお塩をつくることにしました。
この素晴らしいお塩を、
道後の人に、松山の人に、観光客のみなさんに知ってほしい!
天ぷらに、おにぎりに・・・
どんなものにもひとふりするだけで、味が引き締まります。
歩音オリジナルのおだしの中にも、黒め塩が入っています。
ぜひ、黒め塩の魅力をご堪能ください。